ハズバンダリートレーニングを取り入れた犬の心理行動に基づくトレーニングをしています。飼い主様も取り組んでいただくことで、愛犬との信頼関係の向上ができます。愛犬に苦痛を与えない、人も犬もリラックスできるグルーミングを目指します。また、病院を怖がって診察できない場合は通院のトレーニングも行います。

ハズバンダリートレーニング

ハズバンダリートレーニングとは日本語訳すると「受診動作訓練」のことで、もとは動物園などで動物に医療行為や世話を受けさせるために行われてきたトレーニングです。

残念ながら、犬や猫をはじめとする伴侶動物は、これらの訓練を見過ごされがちです。なぜなら、伴侶動物は一般的に小さく、寛容であり、そしてほとんどの場合、力任せに拘束することができるからです。

愛犬を病院やサロンに連れて行くと、ハアハアと口を開けて呼吸したり、震えたりていませんか？あるいは噛み付く子もいるのではないですか？これらは犬が必死に嫌だよと伝えているサインです。  

スモールステップで愛犬の恐怖を解消する

ブラッシングや爪切り、病院の診察、注射といったストレスの多い状況とその手順に、ひと手間のハズバンダリートレーニングを加えることで、ストレスを最小限に減らし、さらに犬が自ら参加してくれるように促すことができます。

子犬ならば嫌悪感を覚える前に、すでにそれらの行為に対して嫌悪感を抱いている犬には、系統的脱感作とカウンターコンディショニングを用いて、不安や恐怖を取り除く作業を行います。

スモールステップによるトレーニングで暴れ・威嚇・噛みを引き起こさせず、また、飼い主様とともに楽しく進めることで信頼関係を構築します。